私が経験したママカースト。格付けしていたのは自分自身?

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こんにちは。ゆずこです。

ママカーストって言葉ご存じですか?

少し前にドラマになったりしたので、耳にしたことがある方は多いかと思います。

夫の収入や職業、学歴、子供の学力、はたまたママの見た目などを格付けしあうことなのですが、私が幼稚園に子供を通わせていた10年前は「ママカースト」なんて言葉自体まだ存在していませんでした。

今思えば「これってママカーストだったのかな~」なんて思いあたることがあります。

女が格付けしたがるのは、いつの時代も一緒なのですね。

私が10年前に経験したママカーストらしきものを書きたい思います。

Contents

先輩ママ&裕福ママはカースト上位

 

第一子の幼稚園の入園ってわからないことだらけで不安ですよね。

幼稚園によって、暗黙のルールみたいなものがあるので、実際に入園してからでないとわからないことが実は多いんです。

そうなってくると、すでに上のお子さんがその幼稚園に通っている先輩ママさんにいろいろな情報を聞くことになります。

その幼稚園の情報をたくさん持っている先輩ママさんはとても頼もしい存在です。

息子が通っていた幼稚園では、すべてのママが何かしらの委員会に所属しなければいけないという決まりがありました。

もちろん、その委員会についての説明会はありますが、どの委員会は大変だとか、楽だとか、年長になると委員長になる確率が高いとか、中の詳しい事情は先輩ママさんにいろいろ教えてもらうことになります。

私の場合、いずれは仕事をする予定だったので、出番の多い委員会は無理だななどいろいろ参考にさせてもらいました。

そうなってくると

先輩ママ=頼りになる=偉い=カースト上位

というように必然的になってくるのです。

上のお子さんの数が多い方がよりベテランでカーストも上位になります。

中には5人お子さんがいて、以前会長の経験もある5番目の子供のママさんは、みんなから神扱いでした。

しかもそのママ、誰もが知る大会社の社長夫人なんです。

もう名実ともに「神」「ゴット」です。

園長先生も気を使っているのか、学芸会ではその兄弟はみな主役をやっていました。

こう書くと、お高くとまったセレブママが想像できるかと思いますが、実は全然違うんです。

その方は誰からも好かれる人格者でした。

入園当初はそのセレブママのことを私は、自分と一緒の低所得世帯かも~と勘違いしていました。(私っておバカ… )

子だくさんで大変だな~って。

着ているものや雰囲気も全体的にセレブ感が親子ともなかったんです。

息子が通っていた幼稚園はキリスト教系の幼稚園で、その社長夫人のご家庭は信者さんでした。

私は信者ではないのですが、その幼稚園の中には信者の方が何人かいました。

そういう方って皆、お金持ちにもかかわらず見かけは地味なんですよね。

なので、ご本人はカースト最上位なんて思ってないと思います。

ですが、周りが最上位に祀り上げてる感はありました。

結局幼稚園を仕切っているママさんって、先輩ママさん&裕福なご家庭の方なんですよ。

そんな中、私は保育園に落ちしぶしぶ幼稚園にいる低所得者。

自分をさげすんでしまって、周りの余裕のあるママさんにひがんでしまう日々

そもそも、カーストあると感じてる時点で「自分、器ちっちゃ…」って思うのですが…。

女って格付けしたがりますが、自分がその一人でした。

でも、当時の私はカースト最下位に見られないように必死だったのです。

夫の職業をひた隠しにする日々

 

どうして幼稚園ママって、夫の職業の探り合いをするのでしょう。

小学校に上がってからはそういうの全くないです。公立だからでしょうか。

幼稚園パパは、当然のようにホワイトカラーの職業の方ばかり。

私はブルーカラーの夫の職業をひた隠しにして、幼稚園ママとの付き合いに必死でした。

クラス全員でのママランチでは、独身時代に買ったなるべく小キレイな恰好をして、何千円もするランチを食べる。

夫は毎日カップラーメンや菓子パンのランチで節約しているのに、私だけこんな高いものを食べて良いものかと、ものすごく違和感を感じていました。

中には私のいないところで、子供に夫の職業を聞くママがいて、嫌な気持ちになったのを覚えています。

補助金のこと

 

当時私は自治会から出る幼稚園の補助金をMAXでもらっていました。

これは本当に助かりました。

入園してすぐに二番目の子を妊娠した為、結局思うように働くことができなかった私にとってこの補助金は天からの恵み。

おかげで3年間なんとか通えることができました。

当時は

  • 一律でもらえる補助金⇒振り込み
  • その他の補助金⇒手渡し(世帯年収別で金額が違う補助金です。名前がわからなくてすみません。。。)

手渡しの補助金は幼稚園の受付でもらうのですが、時間が決まっていてお迎え時間の少し前。

受付の場所はお迎えに来るママたちから丸見えのところです。

もらっているということは、一定の所得よりも下ということなので、なんとなく他のママたちに見られたくありません。

受付で金額を確認して印鑑を押すのですが、その紙に金額が書いてあるので、MAXでもらっているということを後ろに並んでいるママに見られやしないかとひやひやでした。

私、かなり挙動不審だったと思います。

列に並んでいることが、なんとも屈辱的といいますか…。

完全に被害妄想ですよね。

今思うと、情けないです。。。

本当に器の小さい人間でした。

結局は自分が作っていたママカースト

 

当時の私は、保育園に通っていればこんな思いもしなかったのかな~…なんて思っていました。

長男の幼稚園時代のママ友は、裕福なご家庭が多くお付き合いが精神的に辛かった。。。

周りに気を使い、比較をして自分をカースト最下位と位置づけ、勝手に惨めな気持ちになっていました。

なじまなければと必死だったあの当時、そんな自分のことが嫌いでした。

当時の私に言ってあげたいです、

「もっと自分に自信を持ちなさい」

幼稚園の主役はママではなく、子供なのですから。

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40代パート主婦です。主人、息子2人(中学生・小学生)、義母、義兄の6人で二世帯住宅に暮らしています。 低所得ではありますが幸せに暮らせる方法、日々の気づきや気になること、そして前向きになれるヒントなど失敗談も含めお話したいと思います。