子供同士のトラブル やられたらやり返していいの?

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こんにちは、ゆずこです。

自分の子供が学校で友達に殴られた!

そんな時、子供にどんな声掛けをしていますか?

「やられたら、やり返せ」

「先生に言いなさい」

ご家庭によって考え方がいろいろあると思います。

「やられたらやり返す、倍返しだ!」なんてフレーズも流行りましたが、はたして本当にやり返して良いものなのでしょうか?

我が家では、主人と私の考え方が違います。男女の違いだと思いますが、どちらの言い分にも一理あるのです。

主人の考え方と、私の考え方両方をお話したいと思います。

主人の考え方

 

主人はやられたらやり返せ派です。

やり返さないと「こいつは、殴ってもやり返してこない、弱いやつ」と認識されるというのです。

そうすると、いつまでたってもやられっぱなし。

一度ガツンとやり返さないと、なめられたままだと。

確かにそうだと思います。

男の世界はそういうものだという主人の考え方は正しいと思います。

その方法が一番手っ取り早いかもしれません。

ですが、やり返した時に相手の子に万が一、ケガを負わせてしまったらどうでしょう。

相手から手を出してきたのに、うちの子が悪いみたいになりはしないかと思ってしまうのです。

私の考え方

 

私の考えは「やめろ!と言ってもやめないなら大人に言う」です。

学校なら先生に、放課後なら親にです。

まず、自分の口で「やめろ!」と意思表示をする。それでも止めないなら大人から注意してもらうという方法です。

やられたらやり返す、それができない子もいるです。

それがうちの次男です。

そもそも人を殴るなんて普通しませんし、殴りたいと思っても兄弟ならまだしも、お友達に手をあげるということは勇気がいることだと思うのです。

次男は体が小さく、温厚な性格。次男特有の誰からも可愛がられるタイプです。

自分から手を出したり、お友達を傷つけることはしないというか、できないタイプです。

そういう性格なので、たまに強い子に攻撃されてしまうことがあります。

主人はやり返すことのできない次男に「一度ガツンとやり返さないとだめだ!」とはっぱをかけます。

それが返ってプレッシャーになり、追い詰めることになるのではと私は考えてしまいます。

  • やり返したら倍になってまた返ってくるかもしれない。
  • やり返したところで、先生に言いつけられるかもしれない。そうなった時に反論できるかわからない。

次男が私にこっそり教えてくれました。

意味もなく、叩いてきたり、つねってきたり、エスカレートすると殴ってきたりするジャイアンみたいな子って学年に一人ぐらいはいるんですよね。

困ったものです。。。

私が次男に言った対処法とは

 

  1. まずは口で「やめろ!」と言う
  2. それでも止めない場合は先生or親に言う
  3. それでも止めない場合はできるのならばやり返しても良い!

そういうふうに言いました。

「もし、やり返してけがをさせてしまった時は、ママが責任をとるから大丈夫」

「あなたは何も悪くないのだから、胸をはっていなさい」

「人は弱いと攻撃してしまうものなのよ、あなたの方が強いのよ」

そう言ってあげると次男は

「そうなの~オレの方が強いの~?」と深い意味はわかってないようでしたが、感覚で理解をして少しホッとした表情をしていました。

それともう一つ私がしたことは、先生にこういうことがあるということを伝えることです。

意外と先生が気が付いていないこともあるので。

一度、その子が次男を攻撃しているところをみて、先生が本気で叱ったそうです。

被害者側の次男が「先生が怖すぎて、オレが泣きそうになっちゃった」と話してくれました。

それくらい、本気で叱ってくれる先生が担任の先生なので、そこは幸運だったと思います。

いろんな先生がいますからね。

後にその子の親の方から謝られたことがあったので、もう攻撃をしないように言い聞かせてほしいとお願いしました。

心配ですが、今は自分で乗り越える術を身に付ける時だと思い、次男の人間力を信じて見守っています。

その後

 

「今日学校どうだった?あの子にやられなかった?」と聞きたいところをグッと我慢して、

「今日学校どうだった?」とさらりと聞きます。

「楽しかった。めっちゃ楽しかった。じゃ、遊びに行ってくるね!」

と放課後元気に遊びに出掛ける次男。

攻撃してくる子は相変わらずですが、なんとかうまくかわしているようです。

次男の不思議なところは、最初はいろいろ嫌なことをされていても、いつの間にか仲良くなってしまう。相手の懐にスッと入るのが上手いんですね。さすが次男。世渡り上手です。

最後に

 

子供の世界って大変ですよね。こちらが普通にしてても攻撃してくる子がいたり、いろんなタイプの子が学校にはたくさんいますから。

その中でうまく渡り歩いていかなくてはいけないのですから、学校って人間形成の場であり、修行の場だなと大人になってからそう思います。

思い出してみれば、私も次男と同じ経験をしてきました。

小学校の時に、女の子なのに暴力的な子がいて、無意味に胸ぐらを掴まれたりしたことがありました

そういう子をうまくかわし、上手に扱う術を身に付けながら成長してきました。

大人になってから、こういう経験って意外と役に立つんですよね。

私がもう一つ次男に言ったことがあります。

「あなたは嫌なことをされたらどういう気持ちになるか知ることができた。そして、許すということもできた。人として一つレベルアップしたことになるんだよ。レベルアップすればするほど、心が強くなって少々のことでは傷つかなくなるんだよ。そして、人にも優しくなれるの。優しいあなたはママの自慢の息子!」

添い寝をせがまれたときに、こっそり布団のなかでこう話してあげました。

はたして母である私はどうでしょう。。。まだまだです。

少々のことですぐ傷つきますし、臆病ですし。。。

鋼のような心がほしい、メンタル強くなりたいと願うゆずこでした…。

 

いじわるされるたびにしんせつにしてやったらどうだろう。

引用:ドラことば 心に響くドラえもん名言集より

 

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40代パート主婦です。主人、息子2人(中学生・小学生)、義母、義兄の6人で二世帯住宅に暮らしています。 低所得ではありますが幸せに暮らせる方法、日々の気づきや気になること、そして前向きになれるヒントなど失敗談も含めお話したいと思います。