こんにちは、ゆずこです。
現在小学三年の我が息子(次男)は「夜尿症」です。
そう病院で診断されました。
病院に行く前までは、毎日おねしょをするので寝る時は必ずオムツ。
パジャマや布団を濡らすことはありません。
汚れたオムツは次男が自分でビニール袋に入れて捨てるので、私はなんのストレスもありませんでした。
それがいけなかったのか、おねしょなんていずれ放っておいても治るだろうと小学2年になるまでなんの対策もしていませんでした。
そもそも、次男は「おねしょ」ではなく、「夜尿症」だったのです。
その違いも私は知りませんでした。。。
Contents
「おねしょ」と「夜尿症」の違い
「おねしょ」とは
5歳未満の子供が夜寝ている間におもらしをすること。
乳幼児期の生理的な行為。
「夜尿症」とは
5~6歳を過ぎても月に数回以上、夜寝ている間におもらしをすること。
「夜尿症」の場合は、積極的な生活改善や必要な場合にはお薬による治療など、適切な対策をとった方がよい場合があります。
一般には小学生になっても夜尿が続く場合に夜尿症の治療が行われるようです。
なんと全国の5~15歳のうち、約80万人(6、4%程度)の子が夜尿症だとされているだとか。
私のパート先のお子さんも夜尿症の子が2名います。
意外と多いのかもしれません。
夜尿症は遺伝するの?
両親のどちらかが夜尿症だった場合は40%くらい。
両親2人ともが夜尿症だった場合は70%くらい。
その子供に夜尿症がみられるという報告があるそうです。
必ずしも遺伝するわけではないと思いますが、実はうちは主人が夜尿症でした。
小学校高学年まで、おねしょをしていました。
当時はまだ治療するという概念がなかったので、そのまま放っておかれたそうです。
中学校までには治ったそうですが、小学校の時のお泊りの時には夜こっそりビニール袋をかぶせて寝たとか。
朝起きたらビニール袋に少しおしっこが溜まっていたから危なかったと今では笑い話ですが、息子にはそんなことはさせたくありません。
「夜尿症」って放っておいて治るもの?
「夜尿症」はそのうち治るとよく言われます。
私も実際そう思っていました。
第二次性徴を迎える12歳を過ぎるころには、みられなくなることが多いのですが、ごくまれに成人するまで続くようなケースもあります。
夜尿症の自然治癒率(特に何も対応しない場合)は1つ年をとるごとに10~15%程度とされます。
基本的には放っておいても治るものなのかもしれません。
ですが、病院に行って適切な治療をすることで、治癒率が2~3倍高くなるといわれます。
小学校4年生になれば、宿泊行事がありますよね。
それに向けて準備を始めるには、余裕をもって2年前、遅くても1年~半年前には病院に行って対策をした方が良いと思います。
息子は小学2年の11月に病院に行き1年後の現在もまだ投薬治療を続けています。
ですが、ここ2カ月は一度もおもらししていません。
投薬治療をしてなければ、ここまで早く治らなかったと思います。
最後に
「病院に行ってまでおねしょを治させるなんてどうなの?」と思う方もいるかもしれません。
ましてや薬を飲むなんてと。
ですが、おねしょって親が思っている以上に子供にとってストレスになっているんですよね。
年齢が上がってくると、自尊心が芽生えてきますし、「おねしょしていることが友達にばれたらどうしよう」と思うようになります。
息子はスーパーでオムツを買うことを嫌がります。遠くのスーバーでもです。
なので、ネットで買っていました。
親が思っている以上に悩んでいるし、早く良くなりたいと思っているのです。
ですが、頑張って治るものではありません。
いびきをかく夫にいびきをかくなと言っても仕方ないように、おねしょする息子に漏らすなと言っても治るものではないのです。
もっと早く病院のお世話になればよかったと今、私は後悔しています。
夜尿症のことを正しく理解し、適切に治療を行えば、もっと早く良くなっていたかもしれないと。
次男に「もっと早く病院にいけばよかったね、ごめんね」と謝りました。
息子は「大丈夫!」と笑って言ってくれました。
息子の笑顔に胸が痛みます。。。
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