クリーニング屋の仕事はきつい? その実態とは

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こんにちは、ゆずこです。

クリーニング業界ってクレームがとても多いことご存じですか?

以前テレビでそのことをやっていた番組を見たので、なんとなく知ってはいたのですが、なにを血迷ったのか私はその業界に足を踏み入れてしまいました。

結局私は1カ月で辞めてしまったのですが、その理由をここで書きたいと思います。

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求人広告と仕事内容が違う

 

私が働いていたクリーニング屋は主に宅配クリーニングでした。

個人経営の小さい工場で、10名ぐらいの人が作業をしていました。

求人広告ではクリーニング屋の事務のお仕事となっていたので、パソコンを使った事務的なお仕事を想像していたのですが、まったく違う工場スタッフの仕事でした。

ですが、即日その場で採用になってしまい、小心者の私は断ることができず、とりあえず働いてみることにしました。

まさに3Kだった仕事内容

 

  1. キツイ
  2. 汚い
  3. 給料安い(時給800円)

辛かった。。。とにかく辛かった。。。

こんなにも肉体労働のお仕事とは思いませんでした。

仕事内容は、工場の作業の工程に入る前の下処理、仕上がってきた品の仕分け作業です。

また宅配クリーニングの会社だったため、本来クリーニング店の店頭でするような、タグを付けながら値段をつけて伝票を出す作業もありました。

それから服を分類し、ひどい汚れや傷、ほつれなどがないか、ポケットに物が入っていないかのチェック。

ほつれや傷、落ちなさそうな汚れがある場合には

「このほつれ、傷は預かる前からありますよー。あとで文句を言わないでくださいねー」

「この汚れは落ちなさそうなので、クリーニング後に落ちていなくても文句を言わないでくださいねー」

というような電話をお客様にします。(こんな言い方はしませんよ)

それから工場の作業に回します。

ここまでが、クリーニング前の下処理作業です。

そしてここからがクリーニング後のお客様へ配達するまでの作業になります。

仕上がったほやほやのものを工場から受け取り分類します。

そして、お客様一件ごとにピッキングして専用袋に入れます。

それをまた配達エリアごとに分け、配送担当の人に引き渡します。

ここまでが仕事内容です。

めちゃくちゃ作業工程がありました。

まさに3Kです。

大変だったこと

 

何が大変だったかというと…すべてです。

服を項目ごとに値段をつけるのですが、カーディガンとブルゾンの違いがわからない。

これはブラウスなの?カットソーなの?

コートでもベルト付きやらなんやらで値段が違ってくるので、もう訳が分からなくなってきます。

そして洗濯物で一番多いのが男性のYシャツ。

色、柄、カフスなどで分類し、襟首の汚れに液体スプレーをシュッシュとかけまくるのですが、その液で手がかぶれました。

どういう液体なのかは不明ですが、それをかけると襟首の汚れが浮いて薄くなるのです。

そして、なんと言っても辛かったのはホコリ。

思い出しただけでも咳が出ます。

マスクなしではいられないです。

何度かマスクを忘れてしまったのですが、その時は咳が止まらず、むせかえるほどで大変でした。

私はアレルギー体質なのですが、普段普通の生活する分にはなんの支障もなく、自分がアレルギー体質であることすら忘れていたのですが、この仕事を始めて「そういえば私ってアレルギー体質だった」と改めて再認識したのでした。。。

そして、冷房が効かない職場。

残暑がまだ厳しい9月だったのでまさに地獄。

下手をしたら熱中症になるところでした。

良かったこと

 

クリーニング業界って大変なんだなって身をもって理解できたことは良かったことでしょうか。

続けて頑張っている方には頭が下がります。

精神を鍛えたい方には良いかもしれません。

まとめ

 

クリーニング屋のお仕事は肉体的にも体力的にも強くなければ務まらないお仕事だと思います。

またクレームも多く本当に大変です。

仕事中電話が鳴るとクレームの電話ではないかとビクビクしていました。

主人に「ママ、寝てる時うなされてるよ。そんなに仕事キツイなら辞めれば」

と心配されてしまうほど…。

私のような小心者には無理なお仕事でした。

でも何事も経験。

このお仕事を一か月でも経験したおかげで、その後のパート先がパラダイスのように思え、多少のことは気にならず5年も続けていられてます。

劣悪な環境で仕事したことは、今の私にはプラスになっているのかもしれませんね。

今もこのクリーニング屋の近くを通ると、みんな首にタオルを巻いて汗水垂らしながら頑張ってるのかな~…と思い、1か月で辞めてしまったことに胸が痛みます。

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ABOUTこの記事をかいた人

40代パート主婦です。主人、息子2人(中学生・小学生)、義母、義兄の6人で二世帯住宅に暮らしています。 低所得ではありますが幸せに暮らせる方法、日々の気づきや気になること、そして前向きになれるヒントなど失敗談も含めお話したいと思います。