こんにちは、ゆずこです。
私の小学3年の息子(次男)は夜尿症です。
実は長男もその傾向がありました。シーツを濡らすわけではないのですが、洗濯かごに入っているパンツとパジャマがおしっこ臭いのです。
それが、小学3年生ぐらいまで続きましたが、長男は自然と治っていきました。
ですが、次男は小学2年生まで毎日おねしょ。
毎日オムツの「ビッグより大きいサイズ」をはいて寝ていました。
そのうち治るだろうと思っていたのですが、さすがに毎日おねしょはちょっとおかしい。。。
そう思い始めたのが、次男が小学2年の秋ぐらいでした。
遅いですよね。。。
それから、ネットや本で調べてはじめ、息子は夜尿症なのだと気が付きました。
Contents
病院は小児科or泌尿器科?
まずかかりつけの小児科でもよいのか悩みました。
ですが、積極的に夜尿症の治療をしているのか疑問だったので、こちらのサイトから病院を探しました。
おねしょ外来や小児腎臓外来のある病院も増えてきているので、医師が夜尿症の治療に真剣に取り組んでいれば、小児科でも泌尿器科でも良いそうです。
まずは電話をして、夜尿症の治療をしてもらえるのか聞いてみました。
初診はいろいろ聞くことがあるので、予約が必要と言われました。
電話で問い合わせてみると、その反応で夜尿症の治療を積極的にしているのかどうかある程度判断できます。
なので、事前に電話をすることをおススメします。
最初の診察
問診
おねしょの頻度、起床時間、就寝時間、排便はどのぐらいか、寝る前の水分量など普段の生活について聞かれました。
また普段どのようなことに気を付けているのかも聞かれました。
病院によっては、アレルギーの有無、現在服用している薬など聞かれる場合もあるのですぐに答えられるようにしておいた方がよいかもしれません。
検査
血液検査
血液検査では、貧血や白血球数、腎臓の機能、電解質、肝機能、栄養状態をみるそうです。
結果は次回の診察の時に聞きましたが、次男は特に問題はありませんでした。
尿検査
タンパク尿や血尿、細菌尿などをチェックし、おしっこの濃さをみるようです。
尿検査も、次男は特に問題はありませんでした。
次の診察(一週間後)までに、おしっこの回数、一回のおしっこの量、ギリギリまで我慢した時のおしっこの量(がまん尿)、寝ている間におもらしした量+起床時のおしっこの量を記録してくるように言われました。
2回目の診察
次男は膀胱が小さいようで、がまん尿量が少ないとのことでした。
抗利尿ホルモンという「夜間尿を濃くして、尿量を少なくするホルモン」の内服できる薬ミニリンメルトを服用するように言われました。
また昼間の水分摂取量が少ないので、「学校ではお母さんが持たせた水筒のお茶は全部飲んでくるように」と、次男と先生で指切りげんまんで約束。
その代わり、夜夕食をとってからの水分はなるべく控えるように言われました。
投薬治療
ミニリンメルト
服用方法
このミニリンメルトを一粒、夜寝る前に舌の下に入れて服用します。
舌の下に必ず入れるのポイントです。
ごくんと飲むと体内への吸収率が低下してしまうので、舌の下に入れて溶かして飲むのがポイントです。
すぐに溶けてしまいます。
水を使わずに飲まなければいけません。
服用後はうがいもしてはいけないようです。
濡れた手で触ると手にくっついて、少し溶けてしまうので注意です。
うちは、薬を飲む⇒歯を磨く⇒トイレでおしっこをする⇒すぐ寝る
というルーティンにしています。
ルーティンに慣れてしまうと、一人でできるようになるし、飲み忘れもなくなります。
味は?
味はほとんどしません。
薬が大嫌いな次男でも飲めました。
薬嫌いなので、次男はすこし苦いと言いますが、むしろ少し甘味を感じます。
ほんの少~し苦いかな~ぐらいです。
私も一度なめてみましたが、苦味はほとんど感じませんでした。
副作用は?
先生によると、飲み続けても副作用はほとんどない薬だから心配ないとのことでした。
ですが、ネットで調べてみたら、「この薬を飲んだ時に水分を多量に摂ると、水中毒といって血液中のナトリウム濃度が低下する場合があるので、薬を飲む2~3時間前までに夕食をすませ、夕食後から翌朝まで水分摂取はコップ1杯程度にしたほうがよい」とあったので、初めの頃はこれを守っていました。
先生にも水中毒について聞いてみたのですが、息子にはとくに心配いらないとのことでした。
その子の状態によって注意しなければいけない場合もあるかもしれないので、先生に副作用のことは聞いてみることをおススメします。
夕食後は水分を控えるように言われていましたし、服用して1年経った今でも何もないので副作用の心配はしていません。
おねしょがなくなったここ最近は、夕食後の水分の管理もいい加減になってしまい、寝る前にお茶を飲んでしまうこともしばしば。
ですが、そんな日もおねしょをすることはなくなりました。
その後
2回目の診察から1カ月後に3回目の診察、4回目の診察から3カ月ごとの診察になりました。
日を追うごとにおねしょの回数が減り、投薬開始した1年後の現在はおねしょしていません。
まだ投薬しているので、これから薬をやめてどうなるのかわかりせんが、今のところ治療は順調なようです。
次回の検診で薬をやめるか判断するとのことでした。
最後に
次男は生まれてからずーと夜はオムツをして寝ていたわけなので、パンツで寝ることができた時はとても喜んでいました。
しばらくはトレーニングパンツを履いていましたが、今は普通のパンツで寝ています。
1年前病院に行かなかったら、今でもまだオムツをしていたかもしれません。
病院に行って本当に良かった。
来年度のお泊り行事の頃には、投薬終了で「おねしょ卒業!」となっているように願うばかりです。
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